いけ

人生を大きく変えた!?現役高専生の夏休み

  1. 学校生活

皆さんこんにちは!

函館高専のいけです!

今回は僕の夏休みの振り返りをまとめたいなと思います。

今回は結構真面目に書いたので最後まで読んでいただけたら嬉しいです!

今回話すトピックは2つです。

僕の人生を大きく変える出来事があったので紹介します。

その1.仮面ライダー展

僕の実家は札幌にあるのですが、この仮面ライダー展にいくために帰省したと言っても過言ではありません笑。

今年の5月くらいから各地で開催されていて、札幌に来ることももちろんチェックしていたので、すぐに友達にアポをとって仮面ライダー展に向かいました。

子供の頃仮面ライダーを見て育った僕。

実は高専生になってからベルトを買うくらい仮面ライダーが好きなんです笑。

子供の頃は戦闘シーンが好きだったのですが、この歳になって見返すと主人公らの葛藤など、子供の頃には見えていなかったことの発見があったりして非常に楽しめます!

仮面ライダー展では100枚以上写真を撮ってました笑。

学校で課題やテストで追い込まれていたときに勇気をくれたヒーローたちに出会えて感無量でした。

僕の一番お気に入りの仮面ライダーです

その2.インターンシップ

仮面ライダー展に行ったことは僕の人生に置いて確かに大きな出来事でしたが、インターンシップは僕の人生をもっと大きく変えた出来事であることに違いありません。

高専4年生はインターンシップという単位があり、基本的に5日間企業などで職場体験をする機会が設けられています。

ほとんどの学生がこのインターンシップを通して将来をイメージすることでしょう。

今回僕は北海道大学の研究室にお邪魔させていただきました。

将来大学編入を考えているので一度どんなものか見てみたいと思い、挑戦しました。

高専は卒業後編入試験に合格すれば大学3年次に編入学することができます。

大学の研究室へのインターンシップは交通費などが出ない、研究室に直接メールして内諾を得る必要があるなど、ハードルの高い要素がありますが、北海道大学は札幌なので実家から通える。

研究室への内諾は文系の先生にメールの内容をチェックしてもらったのちに送信することで無事クリアし、5日間のインターンシップをしてもらえることになりました。

僕がお邪魔したのは主に自然言語処理の研究をしている研究室。

簡単に言えば言葉を理解する機械をつくるには?みたいな研究をしている場所です。

AIの分野でもホットな研究テーマといえるでしょう。

情報系の研究室って感じがしてとても良かったです

当初僕は、研究室でやってることを見学するつもりでした。

ですが、先生がせっかくだからなんか研究してみましょうと提案をしてくれたことで、僕が研究をすることになりました。

先生がこのシステムはこういうことができるといろいろな自然言語処理に関するシステムの使い方を紹介してくれたことで、僕が研究するテーマを思いつきやすくしてくれました。

皆さんは機械が言葉を理解できるなら、どんなことができると思いますか?

僕が短い時間でぱっと思いついたのは、小説の要約でした。

ですが、期間は5日間。

小説の要約はハードルが高かったので、その第一歩として、小説に出てくる登場人物の感情を分析するという研究をしました。

小説に出てくる登場人物の感情を分析

今回はまず題材を選ぶところから始め、そこから登場人物のせりふを抜き出したり、それを分析したりと、当然全部初めてやりました。

ですが、僕はとてもモチベーションが高く、毎日集中することでその作業をやってのけました。

まず小説から登場人物が含まれる文を抜き出すプログラムを作成し、そこからそれを複数の方法で分析するという作業を行います。

結構大変でしたが、気付いたら夕方になってるくらい集中しててとても充実感がありました。

窓の外から牛が見えるのもポイントが高いです

研究自体は3日ほどで完了しました。

友達にも依頼し、人間とプログラムの判断の違いを比較したり、初めてにしては上出来だったと思います。

しかしながら、研究はそこでは終わりません。

僕はそこから論文を執筆するということも始めました。

なんと先生がちょうど来週募集締め切りの学会の支部大会があるということで、そこに論文を出さないかと提案してきたのです。

本当に簡単にいってくれるなと正直思いました笑。

が、ここで仕上げるような人でないときっと大学に行くことはできないと思い、僕は本気でくらいつきました。

怒涛の論文執筆

結果5日目に書き上げることはできず、とても残念な気持ちでした。

しかしなんと、先生がもちろんまた週明けからきていいよということでまさかの延長戦を許してくださったのです!

そして延長戦3日目、トータル8日目にして、ついに論文を書き上げることができました!

僕自身初めて論文を書いたのですが、ほぼ一週間で実験から論文を書き上げた自分を褒めたいです笑。

書いた論文のタイトル。

本当に僕が書いたのかってくらいちゃんとしててびっくりです笑

夏休みのうちインターンシップはせいぜい5分の1程度の期間でしたが、僕の人生の中でとても濃縮された8日間だったことは間違いありません。

先生や研究室の学生さんには本当に感謝しても仕切れない思いでいっぱいでした。

いつかもっとこういう研究をしてみたいなと思えたと同時に、これからの自信にもつながりました。

おわりに

例年、夏休みは無駄に長いなと感じることが多かったのですが、今年は正直短かったなと感じました。

いろんなことを吸収して、人間として大きく成長した期間だったなと思います。

人生を豊かにする夏休みを過ごせて本当によかった。

来年もこういう夏休みを過ごせたらいいななんて笑。

ということで今回はここまでにしたいと思います。

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました!

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