こんにちは、シロイルカです。
今日は普段あまり図書館を利用しない、という人のために、図書館利用案内を書いてみようと思っています。
目次
図書館は便利!
皆さん、図書館は利用していますか?
学校や地域にきっとあるはずの図書館ですが、あまり利用しない、という人も多いかもしれません。
しかし、図書館を利用しないなんてもったいないです!
何より、図書館は「無料」で利用できます。
書店でも立ち読みはできますが、書店の本は売り物なのであまり褒められた行為ではありません。
その点、図書館は今では絶版になった昔の本・雑誌から、話題の新刊まで、お金を払うことなく読めてしまうのです。
学生の皆さんは特に、限られたお小遣いやバイト代で日々をやりくりしていると思うので、本や雑誌、漫画が簡単に読める図書館をぜひ利用してほしいです。
ところで、図書館では本を読むだけではなく、勉強のできるスペースがあるところも多いです。
図書館は基本的に静かで落ち着いた雰囲気があるので、集中して勉強したいときに利用するのもいいと思うのですが、今回は「本を探す・読む」というところに絞ってお伝えしていきたいと思います!
公共図書館を利用しよう
公共図書館は、皆さんの住む市町村にある、その地域に住んでいる人なら誰でも利用できる施設です。
図書館の中で本を探したり読んだり、借りて帰ったりすることができます。
また、図書館によっては展示会や催し物が開催されるところもあるでしょう。
今回は、公共図書館をもっと便利に利用するために「利用者カードの作り方」と「インターネットを活用する方法」について解説します。
カードを作ろう
本をその場で読むだけなら、利用者カードがなくてもできますが、借りて自宅、もしくは学生寮などに持って帰るためにはカードが必要です。
利用者カードは、たとえば市立図書館であれば、「市内に在住・在勤・在学」している人なら誰でも作れるようになっています。
つまり、学生寮や学校の最寄りの図書館でも利用者カードが作れます!
寮生でも安心ですね。
カードを作るときには、とりあえず図書館のカウンターに行って「利用者カードを作りたいです」と伝えてみましょう。
このとき、身分証明のできるものや、在学証明ができるように学生証などを持っていくといいと思います。
図書館や市町村によると思いますが、比較的簡単に発行してもらえます。
一度カードを作れば、市内の図書館であればどこでも本を借りられますし、本の予約・取り寄せなども簡単にできます!
インターネットを活用しよう
最近の図書館は、インターネットを活用するとより便利です。
例えば、「こんな本を借りたいけど、近くの図書館にあるのかな?」というとき。
せっかく行っても図書館にその本が置いていなかったら無駄足ですよね。
そんなときは図書館に行く前に蔵書検索を利用しましょう。
私の通う沼津高専の学校最寄りの公共図書館、「長泉町民図書館」を例にして解説してみます。
(参考:長泉町民図書館/長泉町長泉町民図書館/長泉町 (nagaizumi.lg.jp))
まず、長泉町民図書館のホームページに行きます(長泉町のホームページ内にありました)。
下へスクロールしていくと、「資料をさがす・予約する」というところがあります。
項目内の「詳細検索」に飛んでみると……
書名や著者名を入れて検索できるようになります。
ここから検索して、もしその本が貸出中であれば予約などもしておくことができます。
市町村によっては、この図書館にはないけれど市内の別のところにはある、ということもあるので、予約をすれば最寄りの図書館まで持ってきてもらえると思います。
メールアドレスや、LINEなどの登録で、予約本の通知などもしてもらえます。
また、「今日図書館に行きたいけど、開館しているかな?」というときも、ホームページが使えます。
ふたたび長泉町民図書館のホームページを見てみましょう。
下へスクロールしていくと、「開館カレンダー」があります。
「開館カレンダー」をクリックすると……
カレンダーが出てきます。
図書館というのは大抵どこも「月曜日が定休日」です。
土日に利用する人が多いので、平日の最初がお休みになっているんですね。
ただ、たまに月曜日が祝日なので開館していて、代わりに翌日の火曜日が休み、とか、本の整理のために突発的なお休みの日が設けられていることもあるので、ホームページで確認してから行くのが確実と言えそうです。
それから、これも図書館によって違うのですが、「電子書籍サービス」のあるところもあります。
これは、同じく図書館のサイトなどから、電子書籍化された資料が無料で閲覧できるというものです。
実際に図書館まで足を運んだり、重たい本を持ち運ぶ必要がないので便利ですよね。
皆さんもぜひ、自宅や学校の近くにある図書館のホームページを見てみてください!
学校図書館を利用しよう
今度は皆さんの高専にあるであろう学校図書館の利用方法です。
それぞれの図書館で導入されている方法や、蔵書の様子なども異なると思いますが、こちらもぜひ利用してほしいと思います。
学校図書館のメリットとして、
- 学校で本が必要なときすぐに行ける!
- 利用者カードが学生証などであることが多いので、手続き不要で利用できる!
- 学科ごとの専門書が多くあり、資格試験などの勉強もできる!
中には高専で教鞭をとる先生方の著作が置いてあることも! - 勉強・学習用のスペースが広く取られている場合も多い!
などが挙げられます。
学校図書館は、その学校で学ぶ学生や教職員のための図書館なので、公共図書館よりも利用しやすい点が多いと思われます。
利用方法についても、入学したての頃に授業の一環として利用案内があったのではないでしょうか。
もし分からないことがあれば、図書館にいる先生や職員の方にたずねれば、詳しく教えてくれると思います。
余談ですが、私の通う沼津高専の学校図書館は現在リニューアル工事中です。
建物自体を改装するとのことで、今年にも完成すると思われるので、楽しみにしています。
もし機会があれば、リニューアル後の図書館についてもご紹介できたらと思っているので、続報をお待ちください!