ほむ

近年深刻化してきている若者の「夢」離れについて

  1. 学校生活

どうもみなさんこんにちは、ほむです。

突然ですが、皆さんに夢はありますか?

まぁ、夢じゃなくてもいいです。将来こんな風になりたいな、とかあんなことをしたいな、とかいう目標みたいなものはありますか?

「そんなたいそうなものはない。」という人も多いのではないでしょうか。

最近、若者の夢離れが深刻化しているような気がしています。

みんな、生きる希望がないのです。

というのも、僕は最近いろんな人に次のような質問をしています。

「あなたは、何歳まで生きたいですか?」と。

皆さんも考えてみてください。

自分は何歳ぐらいまで生きるのが良いと感じますか?

私が聞いて回った限りでは、大体30歳ぐらいまでしか生きたくない、と答えた人がかなり多かった印象です。

今や人類100歳時代。その長い寿命の3割しか生きたくないという背景には何があるのでしょうか。

そもそも夢とは?

まずは、夢の定義から考えていきましょう。

よく夢として挙げられるのは小学校低学年の子が言うような、「消防士になりたい!」や「宇宙飛行士になりたい!」などの可愛らしい願望です。

この夢に共通するものとして、「自分の将来像」が挙げられます。

私たちが夢としてかたるものも、「お金持ちになりたい」や「毎日寝て暮らしたい」など、少し現実が入り込んではいますが、将来像であることが多いはずです。

ここでは夢は「自分が目指す将来像のこと」として話を進めていきましょう。

現在見られる夢離れについて

冒頭でも少し語りましたが、現在の若者は夢離れが激しいです。

夢はありますか?と聞いたときに「ない」と答えるのは当たり前で、「そもそもやりたいことがない」、「とりあえず生きているだけ」と悲観的な答えが返ってくることもあります。

いうなれば、「抜け殻」のように生きている人が多いのです。

10代や20代なんて、一番身の丈に合わないことを考えていい時期だと思うのですが、私の考え方は古いのでしょうか。

夢離れの原因は?

それでは、何故このような若者の夢離れが起こってしまうのか、考えていきましょう。

私は、「目的のない努力義務」と「押しつけられる価値観」に原因があると思います。

「押し付けられる価値観」とは、何をするにもすでに正解がすでに用意されているということです。

例えば、皆さんが数学の問題を解くときには、かならず答えがありますよね。

答えには書いていないような説明だって、ネットを検索すれば出てくる。

先生や予備校の講師になんて聞いてしまえばほとんど全て答えが返ってきます。

同じように、人生にも回答がしめされています。

ある程度受験勉強をしてきた人ならわかると思いますが、今の世の中からはやれどこの学校に入るべきだ、偏差値の高い学校がいい、少しでも多く勉強をした人が偉いという価値観を押し付けられまくります。

同時に「現実をみろ」ということも言われ続けているような気がします。

例えば、あなたの友達の一人がある日突然、「俺はプロゲーマーになる」と言い出したらどうしますか?

「なれるわけない」、「ゲームなんてやめて現実をみろ」と思いませんか?

それこそが、若者の夢離れに繋がっている価値観であると僕は思います。

たしかに荒唐無稽な夢ではありますが、それを抱えて生きていくことの何が悪いのでしょうか。

ビッグマウスをあざ笑う価値観はなぜ横行しているのでしょうか?

この答えにはまだたどり着けていませんが、我々の親世代が「安定した仕事」や「穏やかな生活」を是とする価値観を持っていることが一つ上げられるかなと思います。

公務員が人気、みたいな価値観ですね。

それを親からそのまま受け継いでいるのはかなり大きな要因ではないでしょうか。

親としては自分の子供に高リスクな生き方をしてほしくはないというのもわかるんですけどね。

事象の大小はありますが、子供側としては自分の生きたいように生きたい、というものです。

難しいですね。

話しがそれました。

ともかく、大きな原因として「どこかに答えがある」と思い込んでいること、「夢を持たないこと」が答えかのように扱われていることが大きな原因かなと思います。

では、夢を持つには?

では、そんな夢離れが進行している世の中で夢を持つにはどうしたらよいのでしょうか。

私は「実感をもつ」ことが大事だと思います。

自分が荒唐無稽だと思っていては、周りの意見に流されてしまいます。

周りに「そんなの無理だよ」と言われても夢を持ち続けるためには、自分が強い意志を持つことが大切です。

そのためには、まずは少しでもいいから挑戦してみて、自分の中でできるという感覚を持つこと。

将来像として明確なビジョンを持つ。これが大事だと思っています。

また、まだ夢がない、見つからないという人は、自分の好きなことをとにかくやってみるということが大事です。

少しでもやりたい、気になると思ったものはやってみる。

そうしていけば、いつかは必ず自分のやってみたいことに気付きます。

簡単そうに見えて、実はこれが一番難しいと思っています。

この現代日本は、隊列を組んで周りに合わせることが良しとされています。

その中で自分のやりたいことに挑戦する、挑戦したいと表明することは並大抵のことではありません。

ですが、これができるようになるだけで人生の充実感は凄く上がります。

私は意識し始めてから明らかに人生が楽しくなりました。

やらない後悔よりやる後悔、とはよく言ったものです。その通り。

皆さんもぜひ、やりたいことは声を大にして発表してください。

若いうちならやらかしても何とかなります。本当に。

まとめ

  • 周りに負けない!
  • とにかくやりたいことはやってみる!
  • 夢を見つけて楽しい人生に

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富山高専
ほむ

こんにちは。ほむです。
面白そうなことと知らないことが好きです。
こいつおもろいな~って思って貰えるような記事書きます!
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