目次
導入
高専って,普通の高校とは毛色が違うというか,一風変わった雰囲気を持っているなと感じたことはありませんか。
漫画とかドラマとかで見ていた高校生活。
思い描いていたような高校生活。
しかしいざ高専に入学して数年過ごしてみると「こんな感じか…」となった出来事が結構ありました。
本記事では私が思った「高専こんな感じか出来事」を漫画にして3つ紹介したいと思います。
主人公代理は我らがつらたんに出演をお願いしました。
個人的あるある3選
ゲーマーが多い
校則のゆるさゆえ?
高校,特に私立高校は校則が厳しく,登下校時以外のスマホの使用は禁止されているところが多いようです(生徒が守っているかどうかは定かではない)。
私自身スマホゲームはよくするので,休み時間にログインすらできない学校生活を想像すると手が震えます。
その点,高専は校則がゆるくて素晴らしいですね。
あらゆる場所であらゆる時間にスマホをコントローラーのように持ちペタペタと指を動かす学生をたくさん見ます。
画面をちらりと見たときに自分もやっているゲームだったときの謎の高揚感。
話しかけたくなる気持ち。
全然知らない人なのに―――――。
中でも音ゲーが多い気がする。
なかでもスマホを横に持ち親指で液晶を忙しなく叩く学生がいたらそれはリズムゲームをやっている証拠。
別名音ゲーとも呼ばれるそれは,音楽に合わせてリズムよく画面をタップする爽快なゲームで,多くの場合難易度が選べるからプレイヤースキルを問わず誰でも楽しめるのです。
そのためか高専生は音ゲーマーが多いイメージがあります。
校内にいるとどこからか聞こえて来るのです…。
ノーツを叩く音が…。
ありとあらゆる音ゲーをプレイしているとノーツのタップ音を聞くだけでなんの音ゲーをやっているのかわかるようになります。
この漫画みたいに一気には来ないけれど,こういう状態になるときに勝手に脳内でクイズをして,どういうわけか正解がわかってしまったことに対して複雑な気持ちになるのです。
おしゃれに全力
ピアスもOK!
例によって校則のゆるい高専。
制服はもちろん服装の規定もないので学生は思い思いの服装で学校に来ています。
校則のゆるさは服装だけにとどまらず,立体的な髪型,輝く髪色,鋭利なかかとの靴,などなど,みんな自分が信じるかわいさ,かっこよさを体現しています。
なかには命がけ(?)でおしゃれを満喫している人もいました。
ピアスです。
耳はもちろん,鼻や舌や鎖骨あたりにも開けている学生がいるらしいと小耳にはさみました。
この事実に魂が抜けたのは私だけでしょうか。
学生の間では割と普通のことなのでしょうか。
見える位置につけているピアスの中で私が一番度肝を抜かれたのはインダストリアルピアス。
この漫画のような軟骨ピアスです。
すれ違いざまにジャラっジャラのピアスが見えたときは思わず二度見しました。
当時はただただ痛そうで怖かったのです。当時は。
高専にいると自然とファッションセンスが磨かれていく感じがします。
ベーシックからエキセントリックまで個性が溢れているから,好きなものを見つけやすいし,おしゃれすることをためらわなくていいのです。
かくいう私も年中ジャージから年中パーカーぐらいには成長しました。
高専生どこでも寝る
先生の起こし方も個性豊か
高専生,たくさん寝る。
どこでも寝る。
授業中にいびきが聞こえてきたときの教室の凍りついた空気は一生忘れないでしょう。
たしか初夏の頃だったはずなのに。
やっぱり日常茶飯事なのか,授業中の先生の起こし方もスマートで個性豊かです。
ただでは起こさない。
詳細は省きますがなにというか…,しっかり起きている学生たちへのエンターテイメントの精神を怠らない起こし方(晒し方)で,大変笑わせてもらったのを覚えています。
それにしても寝る。
授業の合間だとかバイトまでの待ち時間だとか,とにかく暇な時間を見つけては寝ているのです。
校内のざわざわした場所でも,物ともせずスヤァしているのです。
ほかにも通学中に電車内で船を漕ぎながらも,降りる駅で覚醒してちゃんと降りることができるらしいのです。
もしかしたら高専生は,極限の睡眠時間のなかで睡魔と戦い続けるうちに,とてつもなく限定的な特殊能力を身に着けていっているのかもしれない。と寝不足の頭で悶々と考えています。
締めの挨拶
「あるある」と思ってもらえたでしょうか。
「ねーよ」と思った人もいるかも知れません。
本記事でほどよく時間を潰せて,あわよくば楽しんでもらえたら幸いです。
私に驚きを提供してくれたたくさんの出会いに感謝します。
みなさんも一つ一つの出会いを大切にしていってほしい。
5年間という長い時間のなか,青春と単位あふれる高専生活をおくれるよう祈っています。