デジタルイラストを「っぽく」見せる方法

  1. 学校生活

こんにちは!

今回は私の趣味であるデジタルイラストについて、自分なりにどうやって絵を描いているか紹介しようと思います。

正直絵を描く頻度は数か月に1回か2回、液タブをメモ代わりに使うことの方が多いみたいな人間なので絵を描くたびに描き方を忘れているんですが、それでもなんとかそれっぽく見せるために気を付けていることを塗りメインで紹介してみようと思います。

使っているソフトはクリスタです!

・線画を用意する

個人的にシャーペン・ざらざらペン・Beg1nn penを使って描くことが多いです。

レイヤーを1枚にまとめるか1つのフォルダに入れておくと後々線画の色を変更しやすくなります。

線の強弱をつければなんとかなると信じてひたすら描きます。構図とかパースとか人体の破綻は気にしません。楽しく描くことが最も重要です。

・下塗りをする

ここで塗る範囲を決めておくことで、塗り忘れやはみ出しの修正がクリッピング機能によって格段にやりやすくなると思います。この次に上から色を置くので、何も考えず好きな色で塗ります。

・色を置く

どこを何色で塗るか決めます。このとき全体の色のバランスとかを見ます。

彩度か明度の近い色味で揃えるといい感じに見える気がしています。

私はあとで影やハイライトでどんどん色が濃くなっていくので完成のイメージより少し淡い色を選んでいます。

・影を塗る

乗算でざっくり塗っていきます。

肌と髪以外は基本的に1色で塗って濃淡で調節します。

水彩ブラシの水多めで塗る→色混ぜとぼかしで馴染ませる、の作業をひたすら繰り返します。

光源とかよくわかんない!の人間なので、線の右に影をつけるか左に影をつけるかだけ最初に決めます。

髪は毛流れに沿って、服の皴は三角形をたくさん描いてぼかす、を意識すると「っぽさ」みたいなものが出る気がします。

ぼかしすぎると全体がぼやけた印象になるので、ところどころ影の輪郭を残しています。

・ハイライト等を塗る

肌に赤みを加えるためにオレンジと赤の中間くらいの色で頬と指先を塗ってぼかします。

レイヤーの不透明度は70%くらい。

また、目の下と鼻に加算レイヤーでハイライトを入れると顔の中心が明るくなって顔色がいい感じになります。

レイヤーの不透明度は40~45%にすると浮かないと思います。

髪のハイライトは、今回はつらたんのキャラデザに合わせてオレンジにしました。

いつもはイメージカラーか髪色よりワントーン明るい色で塗っています。

頭の形に沿って中心に向かって細くなるように、歪んだ長方形みたいな形を並べています。

レイヤーはスクリーン、不透明度65%です。

・目を塗る

まずベースより少し明るい色、少し暗い色で三段階の層を作ります。その上から更に暗い色で瞳孔を描きこみます。

加算(発光)とスクリーンでキラキラさせます。絵柄がデフォルメっぽいのであんまりぼかさず二次元的な表現を目指します。

白と目の色の補色になる色でハイライトを入れます。今回はピンクっぽい色。満足いくまで輝かせます。

・線画の色を変える

修正のしやすさから、私は不透明度50~75%くらいのレイヤーを作って、線画レイヤーにクリッピングして塗る方法で変えています。

色は深く考えず影の色をスポイトで取ることが多いです。この作業で全体を馴染ませます。

・背景を描く

背景のことは何も分からないので適当に図形を配置することが多いです。

今回も目立たせたい顔周りにでっかい四角を置きました。

まとめ

ということで、なんとなく自分流の絵の描き方、伝わったでしょうか。

本当はこのあとで加工とかした方が更に見栄えがよくなるのでしょうが、加工?!分かんない!!で毎回やらずに終わります。

なかなか大雑把な説明でしたが、少しでも参考にしてもらえたら嬉しいです。

ほかにも高専つつうらにはイラスト系の記事がたくさんあるので、ぜひ色々読んでみて自分の理想に近い絵の描き方を見つけてみてください!

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