高専卒業後の進路は進学か就職

こんにちは高専つつうら編集部のとんぼです
実は僕、この春高専を卒業したばかりのピチピチの社会人一年生です！

高専卒業後の進路はどんな選択肢があるでしょうか？
大きくわけて進学か就職ですよね。

このページでは、進学ではなく就職を選んだ僕が就職活動中に実践し、大手企業から内定を頂く事が出来た方法について紹介したいと思います

ずばりインターンが重要

就職活動を行う上で周りに差をつける方法、それは間違いなくインターン参加です！

皆さんはインターンをどのように捉えていますか？
「どんな会社を、どう選べばいいだろう？」
こんな悩みを持った学生さんも居るのではないでしょうか。

私が考えるインターンのポイントは3つ

これから3つのポイントをご紹介しますが、テクニックというよりは考え方です。

習慣にしてしまえば就職活動が有利に進むかもしれないので参考になれば幸いです。

1. 自分なりの目的をもって参加しよう

「友達も行くから」「先輩が行っていたから」

周りがこのような考え方だから何となく参加するのではなく、自分なりの目的をもって参加することをおすすめします。

自分が専攻している学科に授業科目の得意不得意があるように、仕事にも向き不向きの業種があるはず。

まずは自分自身と向き合うことで、自分が興味のある分野や、してみたい仕事内容を絞る。
これによって、気になった企業を深く知ろうとする目的ができ、インターンの質を高めることに繋がるはずです！

僕がインターンに参加するとき、もっていた目的は『自分は本当に製造業が向いているのか知る』ことです。

それを知るために参加した二週間、その会社の社員になりきって過ごしました。
もっと作業効率を上げるにはどうしたらいいだろう。作業中に危険なポイントはないだろうか。色々考えました。

本気で取り組んだ結果、僕がムダ取り提案を行ったものが、実際に現場で採用されてとても嬉しかったです。
このように目的をもち、本気で仕事に向き合ったことでやりがいを感じ、働くことについて深く考えることができました。

それと同時に、製造業にこだわらなくても視野を広げたら、更にやりがいのある面白い仕事もあるはずだと、自分を見つめ直すきっかけになりました。

2. 知っている企業ではなく知りたい企業へ

二つ目は「知っている企業ではなく知りたい企業へ！

皆さんが知っている企業は世の中の数パーセントに過ぎないはず。
そんな中から自分の進路を決めるのはもったいない、と感じるのは僕だけでしょうか。

思い描く将来が本当にその分野なのか、その仕事なのか。
自分と向き合いながら、知りたい企業を探してみてください。

もし知りたい分野の企業からインターン募集が無くても、自分で電話して意思を伝えると会社見学をさせてくれるかもしれません！

実際に僕は、興味のある会社に直接連絡をして、企業説明をしてもらったことがあります。
社員数も数人で、ネット上の情報が少なかったため、まずは連絡して熱意を伝えたところ、一週間後には会社の方とお話しする機会をいただけました。

3. 大事なのは「量」じゃない。

いろんな企業のインターンに行くことは選択肢を広げると言う意味では素晴らしいと思いますが、たくさんの企業のインターンに参加すること自体が目的になってしまうくらいなら、本当に知りたい企業・興味がある企業に絞ってしまう方がいいかもしれません。

なぜなら、目的がないインターンを過ごすと時間だけが過ぎてしまうからです。

もちろん気になる企業が数社あって、複数参加することは素晴らしいと思います。

一番もったいないのは、行くことがゴールになってしまう事。
結局何もつかめず、時間だけが過ぎてしまいます。

最後に

学生の時間は有限で貴重です。

僕はその限りある時間を使って、いろんな人と関わることを意識しました。
そうすることで自分に足りないもの、自分にしかないものが見えてきて、日々の生活に目的ができましたし、人と関わる仕事が向いていることに気づくことができました。

僕の年代の就職活動は、コロナウイルスの影響で就職率がリーマンショック以来の低下率となりました。

しかし、友達の中には「本当に自分に合った仕事は何なのか」を考え、気になる企業のリサーチをした上で「本当に自分に合う会社か肌で感じてくる」という目的をもってインターンに参加することで、夏の時点で有名な大手会社からお誘いが来ている人が多数居ました！

目的をもってインターンに参加し、就活に差をつけよう！！