過去の記事を読んでいただくと分かると思いますが、実はドゥ氏、愛好会を設立したことがあるんです。
その名も「謎解き愛好会」。
2024年の5月に設立しました。(謎解き愛好会の話は『仙台高専にできた謎の団体――「謎解き愛好会」とは?』という記事を読んでくださいね!)
設立時の話を振り返りつつ、「こんな部活あったらなー」と考えるみなさんに「ないもんは作ればいい」精神をお与えするべく、愛好会及び部活を作るのに必要なものについて話していきたいと思います。
目次
はじめに
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さて、タイトルに「愛好会作るのって簡単」と書いていますが、改めて考えてみたら結構難しいかもなぁ、と思えてきたのですが……あちょっと待ってブラウザバックしないで。
自分が愛好会をすんなり作れたのは、結構な幸運が重なったからのもあると思いますが、まずは「作れる」という事実があるということをお伝えしたく、コツとかも交えて話していきたいと思います。
ステップ1:作り方を調べよう
各学校に定められている作り方があるみたいなので、そちらをリサーチしてみましょう。
大抵は学生便覧に書いてあります。
面倒だったら学生会役員を捕まえて聞いてみましょう。
仙台高専だと「6名以上の本科生」と「顧問」を用意して「愛好会設立趣意書」という書類を学務課に提出すると、評議会での審査のあと認められれば設立、といった形だったと思います。(うろ覚え)
愛好会の活動実績が認められれば、部活に昇格させることができます。
ステップ2:仲間を集めよう
なにをするにしても、まずは仲間を集めなければなりません。
最初から志を共にする友人がいっぱいいれば苦労はしないんですけどね……
でも大丈夫です。
「愛好会を作りたい」と思えるくらいあなたが熱量を持てることであれば、きっと誰かついてきてくれるはずです。
仲間がいなければ布教しましょう。
熱意を持って伝えれば、思ったより人って共感してくれるものです。
それでも足りなければ名前だけでも借りましょう。
クラスの優しそうな人に声をかけてみるといいと思います。
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ちなみに自分も3人くらい名前だけ借りて設立しました。(その後しっかり布教にも成功し、無事沼に落としました)
ステップ3:顧問を捕まえよう
場合によっては、ここが一番難関になる可能性があります。(自分の場合は半ば先生側から持ち掛けられた愛好会設立だったので、ここの心配は全くなかったのですが)
高専の先生って、基本忙しいですからね……
とりあえず、一番話しかけやすい先生に相談してみるのが良いと思います。
先生は基本的にこういうことにはかなり協力的なので。(顧問になってくれるかどうかは別ですが)
そして、このとき大事になってくるのが「先生には顧問として何をして欲しいのか」を明確にすることです。
何もしなくていいなら、そう最初に伝えるのが良いと思いますし、こういう大会に出たいから引率をして欲しいとか、休日にも活動したい場合はその旨も伝えた方が良いです。
そういう提示がある方が本気度も伝わりますし、先生側も検討しやすくなるので成功率が上がると思います。
ステップ4:運営をしよう
仲間も揃え、顧問も捕まえた。
ここまで来れば、審査は自動的に通るので大体愛好会はできたも同然です。
やったね!
……しかし、運営をするまでが愛好会設立というものです。
あなたが設立した愛好会には通常の部活にはあるはずのもの……そう、「こう運営すれば良い」というセオリーがありません。
なんということでしょう。
もちろん他の部活の経験などがあれば、システムをある程度流用してもいいでしょう。
活動目標を決めて、それを達成するための活動形態を決めて、あとは実際に活動してみて色々と調整していけば大体OK……なはずです。
かくいうドゥ氏も運営部分については常に悩みながらやっているので、とりあえず誰も活動しなくなって即廃部、という事態にならなければ大丈夫だと思います。
まとめ — ところで、愛好会ってなんで作るの?
これは自分が作った謎解き愛好会にも言えるのですが、「別にわざわざ愛好会にしなくてもただ集まって活動すれば良くね?」っていうことがよくあるということです。
特に文化部。
でも、実際作ってみたら、今まで関わり無かったけど実は謎解きに興味があった人が入ってきてくれたり、大会に出場して賞とかもらったりもできました。
部活に昇格できれば、学生会の予算を貰うこともできるので、活動に関して何か買いたいものがある、という場合でもぜひぜひ設立目指してみてください!
最後に
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とにかく部活作るって夢じゃないんだよ!というお話でした。
高専でやってみたいことがあるなら、選択肢の一つとして覚えておいてください!