夏㌨

未来の土木技術者の卵たちが課題解決を提案する【インフラテクコン】って!?

  1. 学校生活

■はじめに

研究室のお菓子が美味しすぎてもぐもぐ食べていたら作業着のズボンが入らなくなって焦って迷走した結果、今日のおやつは白湯だった高専生、夏㌨です。

美味しいお菓子は罪ですね。

今回はロボコン、デザコンと同様に高専生を対象とした新たなコンテストであるインフラマネジメントテクノロジーコンテスト略して「インフラテクコン」についてお話したいと思います。

■自由度は無限大!?インフラテクコンとは?

私たちを取り巻くインフラは老朽化、未成熟なメンテナンス技術、多発する災害など、多くの課題が顕在化していて、新設から維持管理・マネジメントの時代へと移行しています。

“どうすれば安心して住み続けられるのか?”

“みんなで守る方法はないのか?”

その答えを見つけるために、インフラの大切さマネジメント・メンテナンスの必要性を理解し、協働の輪を広げるためのアイデアコンテストです。

2020年に第1回が開催され、今年で3回目の開催になります✨

インフラテクコンではインフラマネジメントを軸に、専攻科生が率いるチームの実現可能性が高い技術的な提案から本科1年生を含めた学年縦断チームならではの柔軟な提案まで多種多様なアイデアが生まれます。

1 現状の課題の把握

2 地域へのインパクト

3 クオリティ

4 オリジナリティ

5 チームワーク

6 ボーナスポイント

主要な審査ポイントは上記6つです。

この審査ポイントを見てわかるように技術的な提案が必ずしも審査に有利な訳ではないので、低学年と高学年が公平に話し合いアイデアを出し合えることがインフラテクコンの魅力のひとつでもあります。

さらに1次審査は提案概要書の提出ですが、最終審査では自分たちで作成した動画が審査資料になるため各高専の色が強くでます。

私は去年の第2回目からインフラテクコンに参加しているのですが、

動画作りのときはオープニングやエンドロール作成、寸劇、CMやコスプレまでやりたい放題でした(笑)

それを許容して下さる審査員の方々には感謝しかありません🙏✨

■チーム結成から最終審査までの道のり

私たちのチームは当時4年生3人、1年生2人の学年縦断チームでした。

私は初めのミィーティングから大寝坊をかましてリモート参加。

スタートダッシュは失敗です。

4年生と1年生は初対面だったので、その次のミーティングで4年生はトナカイの角や狼の被り物をつけてアイスブレイクを試みましたが失敗に終わりました…😥

何度も空回りしながらもチームメンバーのアイデアと先生の助言に助けられ1次審査を無事通過。

最終の動画製作にむけてそれぞれの才能が開花していきました。

特に最初は大人しい子だと思っていた1年生たちがMacBooのいい編集ソフトがあるにもかかわらずスマホ1つで素晴らしいクオリティの動画をどんどん作り出していた時は驚きました(笑)

スタートダッシュこそ失敗しましたが、自由度が高く、学年関係なく案を出し合えるコンテストなのでチームで話し合う時間が長く、自然と仲良くなることが出来ました。🥰

■最後に

インフラテクコンにはデザコンやロボコンにはない企業の方々による評価があります。

自分たちの提案が企業の方に評価されるというのはとても嬉しくて大切な経験になりました。

みなさんもインフラテクコンに参加して自由で貴重な体験をしてみませんか?

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徳山高専
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