はいどうも、ほむです。
突然ですが、みなさん、授業や課外活動などでプレゼンテーションをしなければならなかったことはありませんか?
高専4年生になれば、インターンシップや部活動紹介などで誰しもそれなりにそういった機会に出会うことがあると思います。
でも、そんなときにどんな風にプレゼンしたらいいのかわかりませんよね。
今回は、プレゼンテーションで部活動の加入者を例年の約5倍にした僕が、部活動紹介を例に皆さんにプレゼンテーションのやり方を伝授していこうと思います。
それでは早速行きましょう!
目次
プレゼンテーションの仕方
プレゼンテーションの目的を明確にする
まずはプレゼンテーションを行う上での目的を明確にしましょう。
これがなっていないとどんなにいいプレゼンでも成功することはありません。
自分が今なんのためにプレゼンを準備しているのかをちゃんと認識します。
僕の場合は部活動紹介でしたので、新入部員を多く獲得することが目的でした。
勿論、これは人によって様々な目的があるでしょう。
インターンシップであれば学習成果の報告や、生徒会の活動内容紹介などもありますね。
これは、「ゴールを明確にする」ということでもあります。
よく、こんな人を見かけます。
「わぁ、部長になったから、部活動紹介をしなくては~!とりあえず、過去の先輩たちのパワポをコピペして、原稿も真似してどうにかしよう…。」と手段と目的が逆転している人。
こういう人たちは、「プレゼンを何事もなくこなすこと」が目的になっており、「部活動紹介」がゴールではなくなっています。
とにかく無茶なことはせず、無難に無事にイベントをやり過ごすことを目標にしています。
これでは人は集まりません。
部活動紹介のゴールは「新入部員を増やすこと。」ここを見間違えないようにしましょう。
ゴールをしっかりと見定めることが大事です!
パワーポイントで差をつける!
これに関しては多くのパワーポイント紹介サイトなどでも散々言われていることなのですが、とにかく「見やすさ」が最優先です。
資料とは、視覚に訴える手段でしかありません。
僕は、プレゼンにおけるパワーポイントというのは、「チラシ」のようなものと思っています。
なにも知らない状態で資料を見た時に、「もっと見たい、気になる」と思ってもらうという役割です。
文字ばかりが多く読む気が失せるような文の量や、説明口調の文章。
それでは読むほうも疲れてしまいますし興味を失ってしまいます。
1つのスライドには一つのメッセージ性だけを持たせるようにしましょう!
理想的なのは、「わかりやすいまとめが書いてあり、10秒ほどで読み終わってしまうパワポ」です。「10秒で読み終わってしまうなら、それこそ飽きて聞くのやめちゃわない?」と思うかもしれませんが、きちんとメッセージがキャッチーかつシンプルならば、続きが気になるようになっているはずです。
パワポで興味をあつめ、説明は口頭でする。このイメージを持ちながら資料を作っていきましょう。
喋りで差をつけよう!
さぁ、プレゼンテーションを行う上で、やっぱり大事になってくるのはこの部分です。
いくらいい資料をもち、目的意識を持っていたとしても、それを充分に活かすしゃべりの力がないと成功にはたどり着ません。
ではしゃべりの力とは具体的になんでしょうか。
これは「抑揚」、「間の取り方」、「声の大きさ」が大きいかなと思っています。
「抑揚」
先生とかでも授業中すごく平坦な声で話す人がいると思うんですが、すごく眠たくなりませんか?
せっかく何かアピールをするためにやっているのに、頭に入ってこないようなしゃべり方をするようでは本末転倒ですよね。
「間の取り方」
わーっと立て続けに喋ると、聞き手がまだ理解していないのに発表者が次の話に進んでしまう、ということがあります。
説明と説明の間をあけ、ゆっくりと喋ることによって聞き手の理解を尊重しながら発表するということが求められます。
ちなみに、僕は一番これが苦手です。
いつも早口になってしまうんですよね。(笑)
ゆっくりを意識して発表しているんですけど…。
さて、間の取り方には、もう一つ大事な役割があります。
それは強調です。
何か大事なことをいう前には、少し間を開けることを意識しましょう。
「私は何よりも皆さんに覚えてほしいことがあります。それは…○○です!」というようなイメージです。
パワーポイントのアニメーション機能を併用すると尚良いでしょう。
大事なことをいう前には溜めを作る。ぜひ覚えておいてください。
「声の大きさ」
最後に、声の大きさですね。
まぁ最後という割に全然みんな知っていることです。
単純に、前に出てきて喋るぞ、と言っている人がいるのに、その人がボソボソ喋っている人だったらがっかりしますよね。
プレゼンテーションはスピーチ、友達に話すときのように楽しそうに、明るくハキハキと喋るようにしましょう。
これは本当に大事です。
最後に
そして、僕が皆さんにどうしても伝えたいことがあります。
それは「原稿を見ろ!」ということです。
よくプレゼンテーションをする際に、「原稿を読んで発表してはいけない」と頑なに暗記にこだわる人がいるのですが、僕に言わせれば圧倒的にナンセンス。
そういっている人の9割は暗記することばかりにこだわり、ほぼ原稿通りのパワポを作り、棒読みで喋ります。
これは自分のことしか考えない最悪の発表だと思います。
受け手は暗記しているかどうかにこだわりません。
勿論100点を出そうと思うのなら暗記することは大事なのですが、暗記をすることにこだわって30点のスライドや発表にするぐらいなら割り切って原稿を読みましょう。
これも、最初に言った「手段と目的が逆転している例」の一つですね。
原稿ありきで発表をすることで、パワポの内容も受け手にフルコミットした内容にすることができ、かつ発表態度も格段に向上します。
よっぽど自信があるという人以外は、原稿ありきでパワポを作るのをお勧めします。
おまけ
皆さんには、僕が今まで経験してきたうえで最も大事なことを教えたいと思います。
それは「ユーモア」です。
人は「つまらないもの」に対してアンテナを立てることがありません。
プレゼンテーションもずっと真面目な話ばかりされると次第に聞く気がなくなります。プレゼンテーションにユーモアを適量混ぜることが真のコツだと僕は思っています。
勿論時と場合による、ということも付け加えておきます。
ですが、「ユーモア」という武器は学生相手には無敵です。
他のプレゼンテーションと一線を画す驚異的な力を発揮します。
ぜひ意識してみてください!
メモ
- プレゼンテーションをする目的を明確に!声は大きくハキハキと!抑揚や間の取り方を意識して「聞きやすく!」
- パワーポイントは簡潔に「まとめ」だけを伝える!
- 「ユーモア」は無敵の武器